あなたの職場では風邪は流行っていませんか?風邪で休む人が増えると、働く人が減り、会社の売上げがダウンしてしまいます。 だから、会社の売上げをアップしたいのであれば、風邪で休む人を減らせば良いんです! というわけで、今回は、職場で使える「風邪にかからない・うつさないためのチェックシート」をご用意しました!

病気の知識

風邪で会社を休む人を減らそう!できる会社のための風邪予防対策

このコンテンツは、架空のキャラクターである山下リコと伊集院ヨシミが、現役の医師と看護師監修のもと、私たちの健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログです。


「ゴホンッ!ゴホンッ!」

「ちょ、ちょっと、マスクをしてください!!
風邪がうつっちゃうじゃないですか!」

風邪に罹患した男性

あなたの職場では風邪は流行っていませんか?

こんにちは!
ユリカモメ病院の新人ナース、山下リコです。

皆さんの職場では、風邪が流行していませんか?
職場で風邪が流行ると、お休みした人の仕事が他の人に回ってくるので、仕事が回ってきた人はいつもより多忙になり、結果的に体力が落ちて風邪をひきやすくなる!という悪循環に陥りやすいです。

皆さん、お気付きでしょうか?
風邪で休む人が増えると、会社の売上げもダウンする可能性があるということに・・・。

なぜなら、単純に、働く人が減るからです。
だから、極論をいえば、会社の売上げを下げないためには、風邪にかかる人を減らせば良いんです!

風邪をひく人の数を減らせば会社の売上は伸びるんです!

でも、職場によっては「何度言ってもマスクを付けてくれない上司」「手洗いをほとんどしない同僚」などがいます。
その人たちの意識改革をせねば、職場での風邪の蔓延は阻止できません!

というわけで、今回は、職場で使える「風邪にかからない・うつさないためのチェックシート」をご用意しました!
以下のリンクからダウンロードしていただければ印刷できますので、ぜひ、職場やご家庭の壁などに貼ってみてくださいね。
(今回、職場用だけでなく、ご家庭用もご用意しました!)

▼チェックシートのダウンロードはこちらから!▼


たかがチェックシートと侮ることなかれ。
このチェックシートを壁に貼るだけで、社内の風邪予防に対する意識が激変します。
(私の職場でも張っています!)

もし、「チェックシートを壁に貼るのはちょっと・・・」という方は、このチェックシート自体はとってもシンプルなデザインなので、お好みに装飾していただければと思います。

・・・というわけで、今回の記事は、風邪やインフルエンザを予防するためのノウハウ集です!
まずは、風邪の正体についてご説明をした上で、上記のチェックシートに書かれていた8つのポイントをさらに掘り下げて解説しようと思います。

ここからの説明を読んでいただければ、先ほどのチェックシートの重要性が十二分にご理解いただけると思います!

では、まいりますっ!

風邪の正体と風邪が治るまで

風邪の予防策を知る上で、まずは「風邪の正体」について、掘り下げてみましょう!

風邪は、鼻やのどの粘膜がウイルスに感染して炎症を起こし、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・たん・発熱などの症状が出ている状態をさします。

私たちの身体は風邪をひいた際に、鼻水や咳などでウイルスを外へ出そうとしたり、発熱によって体の免疫機能を高めたりと、全身でウイルスと戦っているんです。
そして、風邪のウイルスに対抗できる抗体ができたときに、風邪は治ります。

ウイルス

風邪を治すために風邪薬を飲む方もいると思いますが、実は、風邪薬は風邪自体を治すことはできません。

風邪薬は、のどや鼻などの部分症状を抑えて、風邪を治すサポートをしてくれるだけなんです。
咳や鼻水が少し出ているくらいの軽い症状のときには、無理に風邪薬を服用しなくても大丈夫なんです!

そもそも風邪をひくときは、過労や睡眠不足やストレスなどで体力や免疫力が落ちていることが多いです。
なので、休養をしっかりとれば、そもそもウイルスを寄せつけない身体にすることができるんです。

というわけで、次からいよいよ、風邪にかからないための予防と、万が一風邪になってしまった場合の対策を説明していきます!

風邪にかからない・うつさないための8つのポイント

さきほどのチェックシートに書かれていた8つのポイントを取り上げてみます。


  1. 咳をしている人は、マスクを付けていますか?
  2. くしゃみをする際、手で押さえず、ティッシュなどで押さえるようにしていますか?
  3. 手洗いは正しくおこなっていますか?
  4. 職場にマスクは常備されていますか?
  5. 職場の加湿器は動いていますか?
  6. 熱が出ているのに、無理していませんか?
    (職場に体温計はありますか?)
  7. 帰宅時にうがいはしていますか?
  8. 睡眠はしっかりとっていますか?

各ポイントについて、これから詳しく解説していきます!

1、咳をしている人は、マスクを付けていますか?

マスクを付ける

風邪をひくとマスクを付けた方が良いといわれていますが、実は、風邪のウイルスはとても小さいため、マスクの生地の目をすり抜けていっちゃうんです。

じゃあ、マスクを付けることに効果はないのでは?といわれそうですが、そもそも、マスクを付ける理由には以下のふたつの理由があります。

  1. 風邪のウイルスのついた唾液をまき散らさないため(他の人に風邪をうつさない)
  2. のどや鼻の中の粘膜を保湿し、風邪のウイルスの活動を抑えるため

ウイルスは乾燥した場所を好むので、保湿することによって、その活動を鈍らせることができるんです。
そのため、もし風邪をひいていたとしても、炎症が進むスピードが遅くなり、症状を緩和することができます。

2、くしゃみをする際、手で押さえず、ティッシュなどで押さえるようにしていますか?

せきエチケット

風邪にかかっている人が、くしゃみをする際に口を手で押さえるケースがありますが、そうすると、その手で机やドアノブなどに触れた際、触れた場所にウイルスが付着することがあります。

そして、健康な人が手でそこに触れた後、その手で目や鼻、口を触ってしまうと、粘膜などを通じて、ウイルスが身体の中に侵入し、風邪になってしまいます。

だから、くしゃみをする際には、ティッシュなどで押さえるようにした方が良いんです。

3、手洗いは正しくおこなっていますか?

手洗いは以下の方法でおこなってください。

  1. 流水で、手をよく濡らしてから、石けんをつけて、手のひらをこすります。
  2. 手の甲を手の平で、伸ばすようにこすります。
  3. 指先・爪の間を念入りにこすり洗いします。
  4. 指の間と指の間をこすり洗いします。
  5. 親指と手の平もこすり洗いします。
  6. 最後に、手首を忘れずに洗います。

(参考:政府広報オンライン「マメに正しい手の洗い方」(PDF)

4、職場にマスクは常備されていますか?

マスク

もし、風邪気味で咳をしている人がいれば、そっとマスクを手渡しましょう。

マスクを付けてもらえれば、その人が風邪のウイルスのついた唾液をまき散らす心配はありません。

5、職場の加湿器は動いていますか?

加湿器

加湿器を使って部屋の湿度を上げると、空中に浮遊しているウイルスの生存率が下がり、飛散しにくくなります。

原則的にウイルスは乾燥に強く、湿気に弱いというデータがあります。
たとえば、気温が10度の部屋があるとして、湿度が20%の場合、ウイルスの生存率は60%強と高いのですが、湿度が80%になれば、その生存率を30%強に落とすことができます。

ただし、加湿器を使う際は、定期的にメンテナンスをおこない、「カビ」の発生には気をつけましょう。

ちなみに、もし加湿器がない場合には、以下の方法でも、加湿の対策をすることが可能です。

加湿器がない場合の湿度アップ対策

  1. ナベやヤカンに水を入れて、火にかけて沸騰させ、水分を蒸発させる。
  2. 洗濯物を部屋の中に干す。
  3. 葉が大きく茂っている観葉植物を部屋に置く。
    (加湿器ほどではないですが、湿度がアップします)

6、熱が出ているのに、無理していませんか?(職場に体温計はありますか?)

熱が出ているのに無理していませんか?

熱

もし、熱があるかな・・・と思ったときには、すぐに体温計で熱を測ってください。
そして、熱がある場合には、可能な限り休むようにしてください。
ちなみに、熱を測る際は、以下のことを注意していただくと、正確な体温が測れると思います。

体温計を使う際の注意

  1. 飲食・入浴・運動・外出後の30分は、検温に適していません。
  2. ワキで測るタイプの体温計で体温を測る前は、必ずワキの汗は拭きとっておきましょう。
  3. 電子体温計では、乾電池が切れていないかのチェックをしておきましょう。
  4. 乳幼児の体温を測る際は、子どもの場合、動くなどして熱が測りにくいので、「耳で測る電子体温計」も良いかもしれません。

ちなみに、熱を測った際に「38度」を過ぎていると、インフルエンザや細菌感染の可能性がありますので、医療機関を受診してください。

7、帰宅時にうがいはしていますか?

うがい

うがいの目的は、のどを潤いを保つこと・病原体を洗い流すことです。
もし、うがい液を使ってうがいをする際は、以下のことを注意してください。

うがい液を使ったうがいの手順

  1. うがい液を作る
  2. 1度目のうがいで、口の中をゆすぐ(食べかすなどを除くため)
  3. 2度目のうがいで、上を向いて口の中から、のどの奥までうがい液が届くように「15秒程度」うがいする
  4. 3度目のうがいで、2度目同様、うがい液が口の中から、届くように「15秒程度」うがいする

(参考:越谷大袋クリニック「自宅でできる感染予防(1)」

8、睡眠は、しっかりとっていますか?

風邪をひくときは、体力や免疫力が低下していることが多いです。
体力や免疫力が低下する原因の多くは過労や睡眠不足。

とくに仕事の忙しい方は、つい無理をして、働きがち。
働いているとランナーズハイの状態になって、「眠らなくても頑張れる!」と勘違いしてしまうことが多くありますが、実際は、自分で気付かない間に、疲労が溜まって体力や免疫力が落ちているんです・・・!

なので、睡眠不足の方は、睡眠をしっかりとるようにしてくださいね。

たっぷり睡眠をとる女性

インフルエンザ流行前の予防接種はしましたか?

インフルエンザ流行前の予防接種はしましたか?

インフルエンザは11月から3月に流行するので、12月中旬までの接種が望ましいです。
インフルエンザワクチンの効果は「2週間後から5か月程度」と考えられていますので、気になる方は毎年受けましょう。

費用は保険適用外ですが、接種費用が公費負担される市町村もありますので、市町村・医師会・かかりつけ医に問い合わせてみましょう。
なお、副反応にショックやアナフィラキシーもありますので、アレルギー体質の方は、かかりつけ医とよく相談してくださいね。

あなたのお住まいの地域でインフルエンザの警報や注意報が出ていませんか?

あなたのお住まいの地域でインフルエンザの警報や注意報が出ていませんか?
インフルエンザの流行状況は、「インフルエンザ流行レベルマップ」で調べられます。
(※以下は2013年度の流行状況の画像キャプチャです)

インフルエンザ流行レベルマップ

(画面キャプチャ:インフルエンザ流行レベルマップ

特に最近では、過去に免疫を持っていない「新型インフルエンザ(通称鳥インフルエンザ)」に関する警戒がさけばれています。
2013年には致命率38%の新型インフルエンザが出てきており、現在、世界的に流行しつつあります。注意してください。

(参考:成人の新型インフルエンザ治療ガイドライン(PDF))

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いかがでしたか?
今回ご紹介した予防策を覚えておいていただければ、きっと風邪で苦しむ人は減るはずです!

風邪になる人が減れば、会社の売上げが落ちる心配も減ります。
そうなれば、日本経済ももっと輝くはず!

ぜひ、あなたの周りの人にも今回のノウハウを教えてあげてくださいね。

最後にもう一度チェックシートを紹介しておきますね。

▼チェックシートのダウンロードはこちらから!▼

大阪のコワーキングスペース「オオサカンスペース」さんも、チェックシートを活用されています!

大阪にあるコワーキングスペース「オオサカンスペース」さんから、「チェックシートをカスタマイズして、利用者の方に見てもらっています」というお便りをいただきました!
オオサカンスペースさんは、関西を拠点に活躍されている起業家さん・クリエイターさんが集まる話題のスポット。
利用者さんの風邪予防の対策もとられていて、感動しちゃいました。

ブログでも紹介されていますので、ぜひ、チェックシート活用時の参考にしてくださいね♪

オオサカンスペースさんでの風邪予防の取り組み

師長!
風邪を予防するために、自宅に観葉植物を置こうかと考えていたんですが、すごい情報を仕入れました!

あらあら、何かしら?

クリスマスツリーのイメージで有名な「モミの木」って、実は、風邪が流行する時期に空気の浄化・感染予防を目的として家の中に置かれていたことが発祥らしいです!(参考:ナースフルのサイト

な、なんですってー!!

モミの木のクリスマスツリーは、サンタさんを心待ちにする子供たちが風邪をひかないように、温かく見守っていてくれたんですね。

う・・・ううううう・・・なんて感動的な話なの・・・!
メリークリスマスッ!!

albero di natale


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そのため、皆様の判断と責任のもとで参考にしてください。

もし、体調が悪いときや身体に異変を感じているときには、当サイトの情報だけで自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしてください。


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