あなたは初対面の人とスムーズに会話ができますか? 初対面の会話が緊張するのは、無理に話そうとしているから。 実は会話で重要なのは「聞く力」だったりするんです。 今回は、初対面の会話の敷居を一気に下げる「な・あ・す」という三段会話術をお教えします!

仕事術

初対面の人との会話が楽になる!現役ナース直伝の三段会話術

このコンテンツは、架空のキャラクターである山下リコと伊集院ヨシミが、現役の医師と看護師監修のもと、私たちの健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログです。


こんにちは!
ユリカモメ病院の新人ナース、山下リコです。

早速ですが、あなたは、初対面の人とスムーズに会話できますか?

「何を話したらいいのかわからなくて・・・」と思っている方は多いのではないでしょうか。
特に双方が人見知りだったりすると、気まずい沈黙が流れたりしますよね・・・。

実は私、昔は極度の人見知りでした。
でも、ナースのお仕事を始めてから、初対面の人との会話がスムーズにできるようになったんです。

そのきっかけは「ある会話術」を覚えたことです。

日々、たくさんの患者さんと出会う中で、こうやって会話すれば良いんだ!というノウハウを手に入れたんです。

そのノウハウとは、名付けて「な・あ・す」の会話術。
「な」「あ」「す」は、ある言葉の“頭文字”をとったものですが、この「な・あ・す」という3つのワードを使えば、初対面の人との会話がスムーズに進むんです!

「な・あ・す」

今回は、初対面の人と話すのが苦手・・・という方にこそ、お読みいただきたい記事です。
ではいきます!

ナースはコミュニケーションスキルがとても大切な職業

ナースは患者さんのちょっとした変化を察知し、担当のドクターに伝える役目を担っています。

病院内

ひとりの患者さんをひとりのナースが責任を持って受け持つことを「プライマリ・ナーシング」と呼ぶのですが、現実的には、たったひとりの患者さんだけでなく、その他の患者さんも見なければいけません。

だから、常にいろいろな方向に気を配る必要があるのですが、そこで重要になってくるのが、各患者さんと、どれだけコミュニケーションがとれているか?というです。

というのも、患者さんとコミュニケーションをとり続け、その仲を深めれば、「患者さんが何に悩んでいるのか?」を察知しやすくなるからです。
そうなれば、患者さんのストレスが高まる前に、もろもろの対応ができますので、トラブルを未然に防ぐことができます。

逆に、患者さんとのコミュニケーションがとれていない場合、患者さんの悩みに鈍感になり、トラブルが多発してしまいます。
また、「なぜ、このナースは自分の気持ちを分かってくれないんだろう・・・」と不信感を抱かれるケースまで出てくるんです。

患者さんの気持ち

そう考えると、コミュニケーションって大事だと分かりますよね。

最初にお伝えしましたが、実は私、元々はひどい人見知りでした。
なので、最初の頃は患者さんとのコミュニケーションがうまくとれず、患者さんに怒られることもしばしば。
患者さんから話しかけられても、うまく会話ができないことで、患者さんがつまらなさそうにしている顔を見ると、なんだか申し訳なくなることも多々ありました。
(実際のところ、ナースにはいろいろな業務があるので、患者さんとゆっくりお話しすることが難しかったりもするのですが・・・)

で、あるとき、看護師長のヨシミさんにこう言われたんです。

「山下さん、あなた、患者さんと無理に”話そう”とがんばっていないかしら?」

大事なのは話すことじゃなく「聞くこと」「質問すること」だった!

最初、私は師長の言ったことがよく分かりませんでした。

でも、師長はさらにこう仰ったんです。

「患者さんは話を“聞いて”もらいたがっているの。だから、あなたはまず“聞く力”を養いなさい」と。

患者さんの話を聞くナース

師長いわく、人間には元来、「自分の話を聞いてほしい」という心理があるとのことでした。
難しい言葉で、「承認欲求」と呼ぶそうです。(人にもっと認められたい、自分の存在をもっと大切にしてほしい、という心理だそうです)

そして、患者さんの場合、ベッドの上で何日も過ごしていたりするので、何かを表現したくても表現できないというストレスがたまっているので、より強い承認欲求が生まれ、「自分の話を聞いてほしい」と強く思うそうなんです。
(もちろん、すべての患者さんがそうなるわけではありません)

そんなときこそ、“聞く力”をもって、患者さんの話を引き出し、ストレスを解消してあげることが大切だと言われました。
そして、その“聞く力”を最大限に高めるためのノウハウとして、「な・あ・す」という3つのワードを教えてもらったんです。

「な・あ・す」という3つのワードを覚えれば、会話はスムーズに進む

「な・あ・す」とは、以下の行動の頭文字をまとめたフレーズです。


・・・名前で呼ぶ、名前を覚える
・・・あいさつをする
・・・好きな食べ物、好きな映画など、相手が好きなことを何でも聞いてみる


これだけ見ると、「なんだか小学生みたいな知識だなあ・・・」と思われるかもしれませんが、だまされたと思って、ぜひ、この「な・あ・す」を日常に取り入れてみてください。

初対面の人と話す際に緊張する理由の多くは、「何を話したら良いかわからない」ということですので、この「な・あ・す」を使えば、会話で困ることはありません。
元来、人間は「何かを聞かれるとうれしい」生き物なので、こちらが相手に誠実な関心を向けているかぎり、トラブルになることもないでしょう。

そして、「な・あ・す」を使って会話を続けていくと、いつのまにか、初対面の人と緊張せずに話せるようになります。
人見知りだった私が保証します♪

それでは、「な・あ・す」の各ワードに対する行動について、もう少し詳しく解説してみますね。

「な・あ・す」という3つのワードを覚えれば、会話はスムーズに進む

「な」・・・名前で呼ぶ、名前を覚える

まず、相手のことを「名前で呼ぶ」ということを徹底しましょう。

例えば、何かを尋ねる時に、「あの・・・すいません」と言うのではなく、「山下さん、すいません」と、まず名前を使って相手に呼びかけます。

名前はその人の分身みたいなもの。
名前を呼び合うことで、お互いをひとりの人間として認め合う、そんな関係が構築できるんです。

名前を呼ぶコツとしては、もし、一度しか会ったことのない人であっても、次回会うときにすぐに名前が出てくるよう、顔と名前をしっかり記録しておくことです。

そして、次回会った時に、こちらが先に名前を呼ぶと、相手は「あっ!自分の名前を覚えていてくれたんだ!」というふうに、うれしさを感じてくれることでしょう。

あとは余談ですが、できれば、相手の名前を呼ぶ際には、相手の名前が書かれた「メモ」や「名札」をその場で見ない方が良いです。
なぜかというと、何かのメモを見た後で名前を呼ぶと、「なんだ、自分のことを覚えてくれてないじゃん・・・」と思われてしまうケースがあるからです。

※もちろん、私たちナースは、患者さんを間違えないように、カルテを見てから本人確認をするようにしていますが、相手の名前を覚えるってことはできるだけ意識したいと思っています)

「あ」・・・あいさつをする

あいさつをするということは、相手への敬意を示すことでもあります。

極端な言い方をすれば、あいさつって、別にしなくても良いものだったりしますが、だからこそ、あいさつをきちんとできる人って好感度が高くなりやすいんです。

特に、相手の目を見て笑顔であいさつができる人には、相手も心を開きやすいです。
相手があいさつをする前に、こちらから相手に気付いて、自分から率先してあいさつしてみましょう。


  • おはようございます
  • おねがいします
  • ありがとうございます
  • よろしくお願いします
  • こんにちは
  • おやすみなさい
  • おつかれさまでした

「す」・・・好きな食べ物、好きな映画など、相手が好きなことを何でも聞いてみる

最後のノウハウは、相手の好きなものやコトを聞く(質問する)ことです。

質問されて「うっとうしいなあ・・・」って思う人なんて、ほとんどいません。
むしろ、質問されるとうれしいですよね。

また、もし、自分の興味と相手の興味が合致した際は、さらに話を広げることができます。
そうなれば、楽しいコミュニケーションの始まりです。

あ、そうそう、好きなものやコトを聞くときには、「好きな食べ物は何ですか?」という漠然とした質問より、「好きな果物って何ですか?」「好きな日本映画ってありますか?」という形で、ある程度範囲を絞って聞くと良いかもしれません。

ちなみに私が好きな映画は・・・「友情~Friendship」という日本映画です。
とても感動する映画なので、良かったらぜひチェックしてみてくださいね。


いかがでしたか?

今回ご紹介した「な・あ・す」を日常的に使うことで、人見知りの人も、初対面の会話に強くなるかと思います。
ぜひ、明日から「な・あ・す」な日々を送ってみてください!

下記の記事でも、看護師が患者さんと会話をするときのポイントを説明していますので、興味のある方はチェックしてくださいね。

師長!この「な・あ・す」って、いろいろなところで使えそうですね!

そうね。
例えば、ビジネスマンの商談の場や、婚活パーティーなどの出会いの場でも使えるわね。

まずは挨拶をしながら名前を聞く。
そして、次に相手の好きなことを聞く。
その流れですね!

では、実際に試してみましょう。

山下リコさん、こんにちは。

こ、こんにちは!

あなたの好きな男性は誰ですか?

私が好きなのはなかむ・・・。

ぽ・・・ぽわわわわわわわ!!!


当サイトは現役の医師と看護師の監修のもと、健康に関するわかりづらい情報を、架空のキャラクターである「山下リコ」と「伊集院ヨシミ」が話者となり、わかりやすく解説するために生まれたサイトです。

本サイトに書かれている情報は、現役の医師と看護師の監修のもとで提供されていますが、サイト内で紹介している各種ノウハウの効果にはどうしても個人差があります。
そのため、皆様の判断と責任のもとで参考にしてください。

もし、体調が悪いときや身体に異変を感じているときには、当サイトの情報だけで自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしてください。


もっと知識をつけませんか?

このページの先頭へ