あなたは、自己紹介をしたのに覚えてもらえなかったことや、緊張で頭が真っ白になってしまったことはありませんか?新しい出会いと自己紹介はいつもセット。だからこそ、記憶に残る自己紹介ができれば、あなたの印象はグッとよくなります。そのポイントは、自己紹介は事前準備で作りこんでおくこと。今回は、自己紹介を成功させるための事前準備と、好感をもたれるポイントをお話ししますね。

思考法, 社会人のためのマナー

自己紹介が苦手な人に読んでほしい!自己紹介を成功させる事前準備とポイント

このコンテンツでは、架空のキャラクターである山下リコと伊集院ヨシミが、あなたの生活に役立つ話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説しています。
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こんにちは!
ユリカモメ病院の新人ナース、山下リコです。

あなたは、自己紹介でこんな経験をしたことはありませんか?

「当たりさわりのないことしか言えず、覚えてもらえなかった・・・」
「緊張して頭が真っ白になってしまった・・・」

自己紹介で失敗

自己紹介の機会は多く、仕事では入社や転勤など職場での挨拶をはじめ、取引先への挨拶、交流会などがありますよね。
プライベートなら、合コンなどの出会いの場でも自己紹介をしますし、新しい出会いと自己紹介はいつもセット。
だからこそ、好感度の高い自己紹介ができれば、新しい出会いをよい出会いにしていくことができるんです!

ただ、「自己紹介が大切なのはわかるけど、やっぱり苦手で・・・」という人が多いかもしれません。

実は、私もそうでした。
しかし、私が患者さんにありきたりな自己紹介をしているのを見かねた師長が、自己紹介の秘訣を教えてくれたんです。

その秘訣は、自己紹介は事前準備で作りこんでおくこと。
自己紹介が得意な人は、聞き手が求めている情報を見極めて、あらかじめ伝える情報をきちんと決めているんです!

自己紹介の事前準備は大事

師長のアドバイスを基に、自己紹介を見直してみたら、自分の名前を覚えてもらえたり、患者さんから声をかけてもらう機会が増えました・・・!

また、自己紹介で好印象を与えるためには、表情や話し方にも気を配る必要があります。
というわけで今回は、自己紹介を成功させるための事前準備と、好感をもたれるポイントをお話ししますね。

自己紹介の目的は、あなたが聞き手に何を提供できるのかを伝えること

さっそく、自己紹介を成功するためのポイントを説明していきます。
自己紹介の“成功”とは、以下のように興味をもってもらい、よい関係を築いていくキッカケをつくることです。


  • この人は、なにか役に立つ情報をもっているかも
  • この人と話したら楽しそう
  • この人とは趣味が合いそう

そのためには、自己紹介で“あなたが聞き手に何を提供できるか”を伝えることが重要です。
たとえば、あなたの趣味や、ビジネスに役立つ情報、など。

では次に、あなたがどんな情報を提供できるかを整理する方法をお伝えしますね。

あなたが提供できる情報を整理してみよう

まずは自己分析をして、自分がもっている情報や特徴を整理しましょう。

自己分析にオススメの方法は、「SWOT分析」です。
SWOT分析とは、企業が経営戦略やマーケティング戦略を導き出すために使う方法のこと。

こんな風に説明すると、ちょっと難しそうに聞こえますが、実は自己紹介の情報を整理するのにピッタリなんです!

ちなみに、SWOTという言葉は、以下の単語の頭文字をとったものです。


  • Strength(長所):あなたの長所、強み
  • Weakness(短所):あなたの短所、弱み
  • Opportunity(機会):自己紹介する場でのあなたの強み
  • Threat(脅威):自己紹介する場でのあなたの弱み

SWOT分析のやり方は、とってもカンタン!

白い紙を用意して真ん中に縦線と横線を1本ずつ引き、4つのエリアを作ります。
そして、それぞれのエリアに自分から見た強みと弱み、自己紹介をする場での自分にとっての機会、脅威を書き込んでいくんです。

例として、わたし山下リコが“新人として職場に行き、自己紹介をすること”を想定して、SWOT分析をしてみました!

リコSWOT

長所と短所には、わたしの性格の特徴を入れています。
そして、“私が2年ぶりの新人なので歓迎されそう”であることを機会に書き入れ、脅威には看護師という仕事上、ミスが許されない職場であることを書きこみました。

このようにSWOT分析ができたら、以下3つの視点で、どの情報を選ぶかを考えます。


●自己紹介の場に適した話題か
病院はミスが許されない場なので、「早とちり」という短所を説明すると「この新人は大丈夫かな」と先輩たちに心配されてしまいそうなので、自己紹介では言わないようにしよう。
●聞き手が興味をもってくれる話題か
お年寄りの患者さんが多いので、お年寄りと話すのが好きなことは好印象になりそう。
“マンガにくわしい”という、くだけたネタを入れて、場を和ませよう。
●どのようなイメージをもってほしいか
新人なので、明るくて素直なイメージをもたれたい。
気分の切り替えが早いから、指導してほしいと伝えよう。

こうした視点で、私は以下の情報を自己紹介に盛り込むことにしました!


  • お年寄りと話すのが好き
  • 気分の切り替えが早い
  • マンガにくわしい

話したい情報が決まったら、次はこの情報をどう伝えていくかを考えていきます。

自己紹介を効果的に演出するポイントふたつ

話す順序や表現方法は、自己紹介の印象を決める重要な要素です。
以下ふたつのポイントをおさえて、情報の伝え方を考えていきましょう。


  1. ストーリー仕立てにする
  2. その場に適した言葉を使う

【自己紹介の文章を効果的に演出するポイント3つ】
1.ストーリー仕立てにする

自己紹介を「過去」「現在」「未来」の順で時系列で伝えるとストーリー仕立てになり、興味をもってもらいやすいです。

自己紹介をストーリー仕立てに

たとえば、私の自己紹介をストーリー仕立てにするならこんな感じです。
(赤色の文字が過去、青い太字が現在、緑の文字が未来のことを伝えています)


ユリカモメ看護学校出身の山下リコです。
幼い頃、祖母と同居していたので、お年寄りと話をするのが好きな子供でした。
祖母と一緒に病院に行くうちに、看護師の仕事に憧れるようになりました。

気分の切り替えが早くて打たれ強いので、ビシバシ指導をお願いします!
将来は、看護のスペシャリストである専門看護師を目指したいです。
ちなみに、趣味はマンガを読むことなので、マンガがお好きな方とお話しできるとうれしいです。
よろしくお願いします!


いかがでしょうか?
私のキャラクターが伝わる自己紹介になっていると思います。

【自己紹介の文章を効果的に演出するポイント3つ】
2.その場に適した言葉を使う

自己紹介では、その場にいる人がすんなりと理解できる言葉を使いましょう。
たとえば、もし看護師の私が会社員の人に医療用語で話したら、聞く側は医療用語を理解することに意識が向いてしまい、肝心の内容が頭に入ってきませんよね。

その場に適した言葉で話す

専門職の人は、とくに気をつけましょう。

ただ、同業の人しかいない場なら、専門用語を使うと説明がスムーズなこともありますよね。
自己紹介をする場に応じて、使う言葉を選ぶようにしましょう。


ここまで、自己紹介の事前準備について、お伝えしました。

準備ができたら、いよいよ自己紹介の本番です!
準備してきた自己紹介の内容をどう伝えるべきかをお話しします。

自己紹介の好感度をあげる5つのポイント

自己紹介の好感度をあげるには、表情や話し方など、5つのポイントがあります。


  1. 視線を合わせる
  2. 笑顔で警戒心をとく
  3. ゆっくり話す
  4. 声はワントーン高く
  5. 間を効果的に使う

自己紹介のポイント

【自己紹介の好感度をアップするポイント5つ】
1.視線を合わせる

あなたは自己紹介をするとき、どこを見ていますか?
誰もいないところを見ていたり、下を向いていたりすると、あなたの緊張感が伝わってしまいます。

下を向いて話すのはNG

大人数の前で話すときは、正面・右手・左手の三方向で興味をもって聞いてくれている人を見つけましょう。
順々に視線を合わせながら話すと、会場全体に語りかけている印象になります。

【自己紹介の好感度をアップするポイント5つ】
2.笑顔で警戒心をとく

好印象を与えるためには、必ず笑顔で話すようにしましょう。
笑顔を見せることで、「私は心を開いています」というメッセージを伝えることができます。
それによって、相手の警戒心をとくことができるんです。

笑顔は口角とほほを意識

笑顔のコツは、口角とほほを同時にあげることです。
口角だけでは目が笑っていない印象になってしまいますが、口角と一緒にほっぺたもあげることを意識すると、自然な笑顔になりますので、試してくださいね。

【自己紹介の好感度をアップするポイント5つ】
3.ゆっくり話す

ゆっくり話す

緊張してしまうと、無意識に早口にしゃべってしまいがちです。
せっかくおもしろい話をしても、聞き手が聞き取れなければ意味がないですよね。
自己紹介のときは、「ちょっとのんびりかな?」と思うくらいの早さが、ちょうどいいです。

【自己紹介の好感度をアップするポイント5つ】
4.声はワントーン高く

あなたは、仕事で電話をとるとき、無意識に声のトーンが高くなったことはありませんか?

高めのトーンの声は心地よく聞こえるので、相手にいい印象をもってもらいやすいんです。
高さとしては、ドレミファソラシドの「ラ」の音が一番心地よく聞こえる高さだと言われています。

自己紹介のときはワントーン高く

「ラ」の音については、以下の記事でも紹介しています。
相手に好印象をもたれるための会話術を知りたい人はぜひチェックしてくださいね。

【自己紹介の好感度をアップするポイント5つ】
5.間を効果的に使う

自己紹介をしながら、合間に沈黙を挟むと、聞き手は「なんだろう?」と興味を引かれます。

沈黙を効果的に

話が上手な人は、間によって話の理解を高めたり、聞き手の興味をひいたり、印象づけたりすることができるんです。
漫才や落語でも、引き込まれる話には効果的な間があります。
少し上級テクニックですが、自己紹介に慣れてきたらチャレンジしてくださいね。


このテクニックは、自己紹介をする相手が大人数でも、一対一のときでも活用できます。
印象的な自己紹介で、よい人間関係を築いてくださいね。

ただ、新しい出会いのなかには、今後交流が続くかわからない人との出会いもあります。
たとえば、仕事上の交流会や合コンなどです。

そういった出会いを今後もつなげていくには、自己紹介だけで終わらずに、その場で関係性をつくることが重要です。
というわけで、新しい出会いを継続した付き合いに変えていくポイントもお伝えしますね。

出会いをその場限りにしないためのポイント3つ

新しい出会いを育てていくポイントは、以下の3つです。


1.相手との共通点を見つける
今後付き合っていきたい人とは、自己紹介をした後に必ず会話をしましょう。
そのときのポイントは、あなたと相手との共通点を探すこと。
仕事内容や共通の知人、住んでいる場所や趣味など、さまざまな質問をして、相手が興味を示したテーマについて話すようにしましょう。

共通点

共通点がなさそうに思える相手でも、同じ場にいるということは何かしらの共通点があるはず。
共通点が見つかれば、話が盛り上がりやすいので、一気に距離を縮めることができるんです。

2.相手に話をさせて、なるべく聞き役に徹する
会話が弾んできたら、自分ばかりが話さないように気をつけましょう。
人は誰もが、自分の好きな話をしたいものです。
相手が気持ちよく話せるように、“質問”と“あいづち”を意識しましょう。

相手が興味のある話題

相手は、あなたがその話題に興味をもっていると感じ、さらに気分良く話をしてくれるはずです。

3.当日か翌日に連絡をする
職場の同僚ならいつでも会うことができますが、交流会や懇親会などの出会いはお互いにすぐ忘れてしまいます。
継続した付き合いをしていくためには、必ず連絡先を交換しましょう。
最近では、SNSをしている人が多いので、FacebookやTwitterなどでつながっておくと、その後の連絡がとりやすいです。

SNSなどで連絡をとる

そして、記憶がさめやらない当日か翌日に、メッセージを送りましょう。
文面は長々と送る必要はありませんが、会話したときのネタを交えて、メッセージを送ってくださいね。


いかがでしたか?

自己紹介がうまくいくと、新しい環境にスムーズに溶けこめたり、人脈が広がったりと、いいことだらけです!
この記事を参考に、ぜひあなたの魅力を伝える自己紹介を考えてみてくださいね。

自己紹介って奥が深いですね。

そうよ。
何事も初対面が肝心だから。

自己紹介においては演出を交えるのもいいわよ。
たとえば、“なぞかけ風”に自己紹介しちゃうとかね。

・・・!

ではいくわよ。
伊集院よしみとかけまして、フルーツと解きます。

その心は・・・?

「み(実)」のある仕事をさせていただきます。

・・・!

みずみずしさが・・・少し心配です。

師長ドーン


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