結婚式の招待状に「平服でお越しください」と書かれていたら、普段着で参加していいと思っていませんか?実は、平服は「正装ではない服」の意味で普段着はNGなんです・・・!このように結婚式にはさまざまなマナーがあります。大切な人のハレの日にマナー違反をしないよう、結婚式の基本的なマナーをチェックしましょう。

社会人のためのマナー

知らないと結婚式で浮いちゃうかも!結婚式の服装や招待状、ご祝儀のマナーまとめ

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こんにちは!
ユリカモメ病院の新人ナース、山下リコです。

あなたは、結婚式に招待され「平服(へいふく)でお越しください」と言われたら、どんな服装で行きますか?

「平服って普段着ってことだからラフな格好でいこうかな」なんて思う人がいるかもしれませんね。
しかし、平服は「正装ではない服」という意味で、普段着のことではないんです・・・!

結婚式の服装に注意

このように、結婚式に関するマナーを知らないと、思わぬ恥をかいてしまうかもしれません。
実は、私もこの前はじめて結婚式に参加する機会があって、マナーを勉強したばかりなんです。

結婚式は、新郎新婦やその家族にとって重要なイベントなので、ゲストとして招待されたら失礼がないようにしたいですよね。
結婚式には服装のマナーをはじめ、招待状やご祝儀など数多くのマナーが存在します。
もしかすると、あなたが知らないマナーがまだあるかもしれません。

そこで今回は、結婚式の服装マナーやNGをはじめ、結婚式の基本的なマナーをまとめて紹介します。

はじめて結婚式に参加する人はもちろん、結婚式にたくさん紹介している人も、あらためてチェックしてくださいね。

それでは、まいりますっ!

結婚式の服装マナーに欠かせない「ドレスコード」を確認しよう

結婚式のドレスコードは、開催場所や結婚式のスタイルによって、3つの格式に分けることができます。
(ドレスコードとは、その場に適した服装の基準のことです)


1.正礼装(フォーマル)
正礼装は、もっとも格式が高い服装です。
格式の高いホテルや、歴史ある専門結婚式場などで行われる結婚式や、新郎新婦の両親や近い親戚、祝辞を述べる主賓などが着用します。
2.準礼装(セミフォーマル)
準礼装は、正礼装の次に格式が高い服装です。
招待状にドレスコードの指定がなく、新郎新婦の友人や知人、仕事関係者として出席する場合に着用します。
3.略礼装(インフォーマル)
略礼装は、格式が一番低い服装です。
冒頭でお話しした「平服でお越しください」と記載されている場合やカジュアルな式に適した服装です。

ドレスコードは、このように分かれているんですね。
少しややこしいですが、結婚式に一般の招待客として参加することが多いので、基本的には略礼装であることが多いと思っておいてください。

では、具体的にどんな服装をすればいいのかを性別ごとに紹介しますね。
まずは、服装のバリエーションが多い女性からです。

結婚式での女性の服装マナー

女性の服装マナーを以下のふたつにわけて説明します。


  1. 親族として参加する場合
  2. 友人・知人など一般の招待客として参加する場合

女性が親族として参加するときの服装

先ほどお話ししたように親族のドレスコードは、“正礼装”です。
洋服の場合は、セミロングなど丈が膝下になる長めのドレスを選び、フォーマル感がある服装にしましょう。

丈が長めの服装

和装の場合は、以下のような服装になります。


●黒留袖
黒留袖は、紋が入っていて裾に模様のある黒地の着物のことです。
新郎新婦の母親など、年配の既婚女性が着用します。

黒留めそで

●色留袖
色留袖は、黒地以外の色合いで、上半身が無地裾に模様のある着物のことです。
若い年代の既婚女性が着用します。

色留袖

●振袖
振袖は、成人式でおなじみの袖が長い華やかな着物です。
未婚の方のみ着用できます。

振袖

結婚をしているかどうかで、着ていく着物の種類が違いますので気をつけてくださいね。

女性が一般の招待客として参加するときの服装

一般客として参加する場合のドレスコードは、“準礼装”です。

洋装の場合、エレガントなデザインのワンピースやスーツを着て、アクセサリーなどをプラスし華やかな服装にしましょう。

注意点としては、昼間の結婚式では肩を露出しないこと。
ノースリーブのワンピースを着る場合は、ボレロやストールを組み合わせて肩を隠してくださいね。
夕方以降の結婚式では、以下のイラストのように肩を出していても大丈夫です。

肩を出してもOK

和装の場合は、以下のような服装になります。


●訪問着
訪問着は、肩から模様が入っている着物のことです。
既婚・未婚どちらでも着用できます。

訪問着

●色無地
色無地は柄のない黒以外の着物のことです。
既婚・未婚どちらでも着用できます。

色無地

●振袖
振袖は、未婚の方のみ着用できます。

ここまで、結婚式での女性の基本的な服装マナーを説明しました。

さらに基本的な服装マナーと一緒に知っておきたいのは、白い服や動物の皮を使用したカバンなどのNGな服装です。
知らないとうっかりやってしまう可能性があるので、きちんとチェックしてくださいね。

結婚式にはNGな服装がある

結婚式での服装に関するNG項目は、以下の通りです。


  • 白い色の服
  • スカート丈がひざ上5cmよりも短い
  • ナチュラルカラー以外のストッキングやタイツ、または素足
  • 足の指先が見えるオープントウの靴やブーツを履くこと
  • 毛皮や動物の皮を使用した靴やカバン(殺生をイメージしてしまうため)

白は結婚式の花嫁のカラーなので、白い服装は絶対にNGです。

「ツートンカラーのワンピースで上半身だけ白なら大丈夫かな」と思うかもしれませんが、着席していると白い服装に見えるので避けた方がいいでしょう。

白い服はNG

こうしたNGな服装をしてしまうと、結婚式当日にあなたが恥ずかしい思いをしたり、新郎新婦に迷惑をかけてしまうかもしれませんので、気をつけてくださいね。

では次に、男性の服装マナーについてお話しします。

結婚式での男性の服装マナー

男性の服装マナーは、女性と比べるとシンプルです。

男性が花嫁の父親や来賓として出席する場合のドレスコードは「正礼装」を着用します。
具体的には、以下の通りです。


●昼の結婚式の場合
昼間の正礼装である「モーニング」を着ます。

モーニング

●夜の結婚式の場合
夜の正礼装である「タキシード」を着ます。

タキシード


親族でも兄弟の場合は、一般の招待客と同じ“略礼装”で問題ありません。

一般の招待客の場合、よほど格式の高い披露宴でない限り、略礼装であるブラックスーツで大丈夫です。
ブラックスーツには、白の普通襟のワイシャツと、ネクタイまたは蝶ネクタイなどを合わせます。

ただし、ポケットチーフを入れたり、華やかなネクタイをしたりして、ビジネススーツのような印象にならないようにしましょう。

ブラックスーツ

昼の結婚式なら、黒の上着にグレーの縞ズボンをあわせた以下のような「ディレクターズスーツ」でも大丈夫です。

ディレクターズスーツ

ここまで、結婚式の服装に関するマナーを紹介しました。
服装に関するマナーは結構多いので、気をつけてくださいね。

そして、結婚式には服装以外にもさまざまなマナーがありますので、次に結婚式全般のマナーを紹介しますね。

招待状やご祝儀など、知っておきたい結婚式の基本マナー

結婚式全般に関する、以下のマナーを紹介します。


  • 招待状のマナー
  • ご祝儀に関するマナー
  • 結婚式当日のマナー

招待状は早めに返信、黒色の筆記用具を使用する

招待状

結婚式に招待されるゲストには、新郎新婦から招待状が届きます。
その際、以下の点に気をつけてくださいね。


●期限までに返信する
招待状には必ず返信期限が記載されていますので、それまでに返信しましょう。
出欠情報を基に、新郎新婦は招待客の人数を確定するため、なるべく早めに返信をすると喜ばれます。
●黒色の筆記用具を使用する
招待状に同封されている返信用はがきへの記入は、黒色の筆記用具で行ってください。
毛筆や万年筆で書くのが理想ですが、ボールペンなどでも問題ありません。
●返信用はがきの書き方に注意
返信用はがきの書き方にはマナーがあります。
「御」など自分に対する敬称は二重線で消し、宛名の下の「行」を「様」に書き直しましょう。
余白にお祝いメッセージを書くのもオススメです。
もし欠席する場合は、お祝いメッセージとお詫びの言葉を書いてくださいね。

招待状については、上記のマナーをおさえておきましょう。

ご祝儀に関するマナー

結婚式に参加するときは、「ご祝儀」とよばれる結婚のお祝い金を送ります。
ご祝儀については、以下のマナーに気をつけましょう。


  1. ご祝儀の相場を確認する
  2. 新札を用意する
  3. ご祝儀袋の金額はご祝儀の1%を目安にする
  4. 文字は毛筆か筆ペンで書く
  5. ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包む
  6. 急な欠席の際は、ご祝儀を贈る

ご祝儀袋

1.ご祝儀の相場

ご祝儀の相場は、以下のとおりです。

・友人3.0万円
・上司3.8万円
・親族6.4万円

引用元:ゼクシィ ご祝儀マナー

上記は、招待された自分が招待者から見て、何にあたるのかという視点で確認してくださいね。
すでに結婚している人は、自分の結婚式のときにご祝儀としてもらった金額と同額を包むのが基本ですが、友人同士で参加する場合は、あらかじめご祝儀の金額をすり合わせておくといいでしょう。

また、地域によっては相場より安いこともありますので、事前に相場感を確認しておきましょう。

2.ご祝儀のお札は、新札を用意する

ご祝儀袋

お祝いごとでお金を贈る場合は、未使用で折りめのない「新札」で用意するのがマナーです。
当日に慌てないように、結婚式前日までに銀行や郵便局の窓口などに行き、新札に交換してもらいましょう。

3.ご祝儀袋の金額はご祝儀の1%を目安にする

ご祝儀袋

ご祝儀袋を購入する際は、ご祝儀金額の1%程度の金額を目安にしましょう。
たとえば、ご祝儀が30,000円だとしたら、300円前後のご祝儀袋を選んでくださいね。

4.文字は毛筆か筆ペンで書く

筆ペン

ご祝儀袋に文字を書くときは、必ず毛筆か筆ペンを使用してください。
記入箇所は以下のふたつです。


  • ご祝儀袋の表に自分の氏名を書く
  • 中袋に金額や住所、氏名を記入する

中袋にご祝儀の金額を記入する際は「金〇萬圓」と旧字体で書き、〇の部分には金額を漢数字で記載します。
漢数字は以下のように表記してくださいね。


  • 一万円・・・金壱萬圓
  • 二万円・・・金弐萬圓
  • 三万円・・・金参萬圓
  • 十万円・・・金拾萬圓

この表記は、うっかり忘れてしまいがちなので気をつけましょう。

5.ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包む

袱紗

「袱紗(ふくさ)」は人に物を贈るときに使う、絹やちりめんでできた布です。
ご祝儀袋を直接かばんに入れてしまうと折り目やシワがついてしまうので、袱紗に包んでからバッグに入れましょう。

6.急な欠席の際はご祝儀を贈る

出席予定に人は急に欠席することになった場合は、ご祝儀を贈りましょう。
なぜなら、欠席の連絡が結婚式間近だった場合、料理や引き出物などのキャンセルができず、実費がかかってしまう可能性があるからです。

贈る金額については、以下を目安にしてくださいね。


●結婚式当日や前日に欠席が決まった場合
予定していたご祝儀の全額をお祝いとして贈ります。
●1~2週間前に欠席することになった場合
予定していたご祝儀額の半分~三分の一を目安にしてください。
同程度の予算でお祝いの品を送ってもよいでしょう。

【知っておきたい結婚式の基本マナー】
結婚式当日のマナー

結婚式当日に気をつけるべきマナーを紹介しますね。

1.受付のマナー

受付

披露宴会場に入る前に、ご祝儀を受け渡す受付があります。
受付をしている人に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を伝えて、ご祝儀を渡しましょう。
芳名帳(ほうみょうちょう)がある場合は、氏名などを記入します。

2.テーブルマナー

テーブルマナー

結婚式や披露宴では、フルコースで料理が出てくることが多いです。
以下のようなマナーを心がけて、食事を楽しみましょう。


  • 用途に合ったナイフとフォークを使用する
  • 同じテーブルのゲストと食事のペースを合わせる
  • 食器同士が触れる音をたてないように食事する
  • お酒は飲みすぎない
  • ゲスト同士で、大声で話さない

披露宴には友人や同僚だけでなく、新郎新婦の親戚や会社の上司なども参列しています。
新郎新婦が恥をかくことのないよう、テーブルマナーには気をつけてくださいね。

3.余興やスピーチを見るときのマナー

披露宴

披露宴で行われる余興は、食事をしながら見ていてもマナー違反ではありませんが、なるべく手を止めて注目してくださいね。
また、お手洗いに行きたいときはスピーチや余興中ではなく、歓談のタイミングで席を外すようにしましょう。

4.当日の連絡方法

電車遅延などの事情で遅刻の連絡をいれる場合は、新郎新婦に直接ではなく、会場宛てもしくは友人に連絡しましょう。
友人に連絡をする場合は、到着した際にスムーズに会場に入れるよう、会場の担当者にも伝えてもらうと安心です。


いかがでしたか?

結婚式の招待を受けてから結婚式当日まで、さまざまなマナーがあります。
大切な人のハレの日を楽しく祝うためにも、基本的なマナーはチェックしておいてくださいね。


当コンテンツは、架空のキャラクターである山下リコと伊集院ヨシミが話者となり、あなたの生活に役立つ話をできるだけわかりやすく解説しています。


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