あなたは顔や身体に吹き出物ができてませんか?その吹き出物の正体は、実は「大人ニキビ」。 大人ニキビとは、20歳以上になってからできるニキビのこと。 私たちを悩ませる大人ニキビ。今、ニキビを巡る治療の現場が変化してきているってご存じでしたか?

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ニキビ(吹き出物)で悩む男女は必見!大人ニキビの原因と治し方

あなたは顔や身体に吹き出物ができていませんか?

ニキビができた女性

「毎日スキンケアをがんばっているのに、また吹き出物ができちゃった・・・」
「疲れてくると、いつも吹き出物ができちゃう・・・」

そんな風に悩んでいませんか?

仕事が忙しくなったり、ストレスが溜まるとできやすい吹き出物。
その吹き出物の正体は、実は「大人ニキビ」って知ってましたか?

大人ニキビとは、20歳以上になってからできるニキビのこと。

ニキビはホルモンバランスの乱れが原因なのですが、ストレスを抱えていたり、睡眠が不規則だったり、食生活がよくなかったり・・・。
そういったことが原因でホルモンバランスが乱れ、その結果、皮脂がたくさん分泌され、その皮脂が毛穴に詰まってニキビが発生してしまうんです。

大人ニキビが厄介なのは、社会人としての生活に大きな影響をもたらすこと。
大人ニキビが悪化すると、一生消えないシミになったり、クレーターのようなニキビ痕(こん)が残ってしまう場合があります・・・。
たとえば以下の写真のような感じです。

ニキビ痕

そんなお肌の天敵、大人ニキビ。
この天敵を防ぐ方法ってあるんでしょうか?

もちろん、あります!

大人ニキビは、日常生活を気をつければ防げるほか、なんと、今はニキビの「特効薬」まであるんです。

実はニキビの特効薬が病院などでもらえるようになったのは、最近のこと。
海外では10年以上の前から使われていたディフェリンゲルというお薬が2008年に日本でも認可されました。
そのお薬が認可されるまでは、日本には正式に認可されたニキビの特効薬がなかったんです。

そして、今では「ディフェリンゲル」以外の特効薬も認可されています。

つまり、ニキビ治療を巡る昨今の動きは加速しているんです。
あなたのニキビの悩みも緩和される時代になりました。

というわけで、今回は、吹き出物、もとい、大人ニキビを防ぐためのさまざまなノウハウをお届けします!
全国の男女の皆さん、ぜひ最後までご一読くださいね。

ニキビ(吹き出物)はホルモンバランスの乱れが原因で起こりやすいんです。

ニキビができる大きな原因は「毛穴に皮脂が詰まる」こと!

先ほど、ニキビができる原因は、肌の毛穴に皮脂(皮膚のあぶら)が詰まることだとお話ししました。

通常、肌は約28日のサイクルで新しい皮膚細胞に生まれ変わります。
この現象を、肌が生まれ変わるという意味で、英語で「ターンオーバー(Turn Over)」といいます。

私たちの肌はこのターンオーバーの繰り返しによって、古い角質を落とし、新陳代謝しています。
そのとき、皮脂は通常、毛穴から汗とともに排出されます。

寝不足の女性

ところが!
ストレスや偏った食生活、睡眠不足などが原因でターンオーバーがうまくいかなくなると、角質が落ちずに逆に厚くなってしまい、毛穴の出口が塞がってしまいます。

そして、皮脂が排出されずに毛穴の中に詰まってしまうんです。

・・・そして、その詰まった皮脂を放っておくと、その皮脂に対して「アクネ菌」という菌が過剰に繁殖するようになります。

その結果、菌が過剰に暴れまくって炎症が起きて発疹が発生するわけです。
それがニキビができる流れなんです。

ニキビができる過程を「図」で表したのが以下の画像です。

ニキビができる過程


  1. 皮脂がたくさん分泌される
  2. ターンオーバーがうまくいかずに毛穴が塞がる
  3. ポツっと白く見える「白ニキビ」になる
  4. 毛穴の真ん中が黒く見える「黒ニキビ」になる
  5. 赤くプックリ腫れた「赤ニキビ」になる
  6. 膿(うみ)が入ってジンジン痛む「黄ニキビ」になる
  7. 大きく腫れて紫がかった「紫ニキビ」になり、毛穴にたまった膿(うみ)が毛穴周辺の組織にダメージを与える
  8. クレーターになる

「ニキビ」は、こんな感じで進行していくんです。

そして、5の赤ニキビ以降の状態は、毛穴で炎症が起こっているために、ニキビ痕ができる可能性があります。
さらに7の状態まで放置してしまうと、クレーターになってしまう可能性が高く、直すことができないニキビ痕になってしまいます。
ですから、ニキビができた場合は、白ニキビや黒ニキビの内に治すことが重要です。

この記事の最後に、皮膚科でのニキビ治療についても書いていますので、チェックしてみてくださいね。

ちなみに、悪者のように聞こえる「アクネ菌」ですが、実は私たちの皮脂を栄養源にして生きている皮膚常在菌です。
私たちの身体には約100兆個の常在菌が住んでいて、それらの常在菌は私たちの身体を健康に維持するため、いろいろな活動をしてくれているんです。

アクネ菌の活動も本来は私たちの身体にとってはすごく重要。
その活動とは、肌に保湿力を与えてくれるというものです。

皮膚を弱酸性に保ち、雑菌などの進入や繁殖を抑える役割をもっているんですね。

つまり、本来はアクネ菌は心優しい菌のはずなのですが、皮脂が溜まることにより、毛穴の中に増えすぎてしまうんです。
植物に水をあげすぎると腐ってしまうように、どんなによい菌も過剰に繁殖してしまっては身体の毒になります。

また、毛穴が塞がれてしまう原因は、角質が厚くなることだけではありません。
何らかの原因で、皮脂が過剰に分泌しすぎた結果、毛穴が塞がれてしまうこともあるんです。

たとえば、思春期に増加する男性ホルモンには皮脂の分泌を高める性質があります。
中学生や高校生にニキビの発生が多いのは、それが理由です。

ニキビに悩む女子高生

それ以外にも、脂分が多い肌質だったり、日常生活の乱れが原因で皮脂の分泌が多くなる場合があります。

以上から、毛穴が塞がれないようにするためには「ターンオーバーを正常にする」「皮脂分泌を正常にする」ことが大切と分かりますね。

特に、大人ニキビの場合は、生活習慣とニキビ発生が深く関係していますので、生活習慣の改善はとても重要です。
そこで、まずは大人ニキビと生活習慣の関係について少しお話して、気をつけるべき生活習慣のポイントを紹介します。

大人ニキビが発生する原因は生活習慣の乱れ

先ほど、5種類の大人ニキビについて説明しましたが、一生消えない傷になるかもしれないと思うと、ニキビって怖いですよね・・・。

大人ニキビの悩みから解放されるには、そもそもニキビができないような生活を送ることが大事!
というわけで、大人ニキビが発生する原因について考えてみます。

大人ニキビができる原因に関しては、たとえば、以下のようなものが考えられます。


  • メイクなど、お肌への刺激
  • 洗顔料のすすぎ残し
  • ストレスの増加
  • 睡眠不足
  • 偏った食生活
  • 生活習慣の乱れ
  • 生理の影響
  • 乾燥肌(肌バリア機能の低下)

そして、これらとホルモンバランスの崩れが掛け合わされることで大人ニキビは発症します。

実は、大人ニキビは思春期ニキビと比べて治りにくいといわれています。
これは、成人した後は若い頃に比べて新陳代謝が衰えることが原因です。
「治りにくい」ということは、「ニキビ痕ができやすい」ということでもあります。

大人ニキビは20~30代によく発症します。
ただ、20~30代の間のニキビケアを怠っていると、40代以降の「シミ」の原因となります・・・!

気をつけましょうね。

生活習慣を改善すれば大人ニキビは防げる!
大人ニキビを防ぐための生活習慣

先ほどもお話ししましたが、ニキビの最良の防止策は、なんといっても未然に「予防」することです。
ニキビは生活習慣に気を配ることで、予防することができます。


1、洗顔する際に洗顔料をしっかり洗い流す

洗顔料や洗顔石鹸をよく泡立てて、手で優しく洗いましょう。
泡だけで肌に触れるような感覚で、フンワリと洗うのがポイントです。
洗い流す時は、たっぷりのぬるま湯で完全に洗い流しましょう。

洗顔は丁寧に

2、何度も洗顔をしない

ニキビがあると、ついつい何度も洗顔したくなりますが、洗顔は1日に2回程度で十分です。
女性の方は、メイク前とメイク後の2回がよいでしょう。

3、油分が多くない化粧品を選ぶ

女性の方は化粧品の油分が原因でニキビが発症する可能性もあります。
基礎化粧品は油分の多いクリームなどは使わない方がよいでしょう。
ただし、保湿は必要なので、オイルフリーで「ノンコメドジェニック」「ハイポコメドジェニック」という表示があるものを選ぶようにしましょう。
この表示は、この商品はニキビの赤ちゃんである「コメド」ができにくい化粧品ですという表示なんです。
また、皮膚科でニキビ肌向けのスキンケアコスメを紹介してもらうのもオススメです。

4、オイルクレンジングするときは、しっかり「乳化」する

女性の方のメイク落としには、オイルタイプではなく、できればミルクタイプかジェルタイプがよいでしょう。
オイルタイプを使う場合は、油分が肌に残らないよう、しっかりと乳化して“すすぎ”と洗顔をしましょう。

オイルは乳化しよう

乳化のポイントを覚えておいてくださいね。


  1. メイクとオイルをなじませたら、手をぬるま湯にくぐらせて濡らします。
  2. その濡れた手で優しく顔をクルクルとなでます。
  3. すると顔についたオイルが、乳化して白く濁った色に変わります。
  4. 乳化しない場合は1~2回これを繰り返して、完全に乳化した後にぬるま湯でサッと流しましょう。

5、身体の体温が“低体温”にならないようにする

身体を冷えから守る

体温が低いと代謝が悪くなり、その結果、老廃物が身体の中に残りやすくなります。
老廃物が身体の中に残ってしまうと、皮膚のターンノーバーに影響が出て、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるんです。
なので、身体はできるだけ冷やさないようにしてくださいね。

6、眠りについてからの「3時間目」を大事にする

寝てから3時間目が大事

私たちが寝ているとき、「成長ホルモン」というお肌にとっても有益な栄養が分泌されます。
その成長ホルモンは、眠りについてから3時間目にもっとも分泌されますので、就寝後、3時間経ってもぐっすり眠れているような睡眠スタイルを心がけましょう。

「成長ホルモン」と睡眠の関係については、以下の記事をチェックしてみてください。

7、ストレスをためないようにする

私たちの身体はストレスを感じると「アドレナリン」というストレス対抗ホルモンを生産します。
その際、男性ホルモンも同時に生み出されるんです。

男性ホルモンが増えると、皮脂の分泌が増えてしまい、ニキビが増える原因となるとお話ししました。
なので、ストレスをためないことは、ニキビの予防にとって重要なんです。


ここまでで、ニキビの原因と大人ニキビを防ぐ為のノウハウをご紹介しました。
続いては、あなたに最適なニキビの治療方法を知るるために、ニキビとニキビ痕の状態をチェックしてみましょう。

ニキビには状態別に5つの種類がある!

もし、ニキビができてしまったら・・・。
あなたのニキビがどの状態かを見極めましょう。

ニキビの状態は大きく分けて5段階に分けることができます。

白ニキビ

白ニキビ

ニキビの最初の段階が「白ニキビ」です。
この段階では、白くてプツッとした小さな吹き出物ができます。

白ニキビは、毛穴の中に皮脂が溜まりつつある状態。
まだ炎症は起きておらず、アクネ菌もゆるやかに増えている状態です。

そして、この白ニキビはあとでご紹介する「黄ニキビ」とは段階が異なり、痛みがありません。
この段階であれば、お薬などを使って適切な治療法を施せば、わりとすぐに治ります。

黒ニキビ

黒ニキビ

白ニキビが少し進んだ状態が「黒ニキビ」です。

毛穴の内部に溜まった皮脂が盛り上がって、皮膚に穴を空けて「こんにちは!」と顔をのぞかせます。
そして、そののぞいた顔が空気中の酸素に触れたとき、黒く酸化します。

この状態も白ニキビと同じく初期段階に該当するため、適切な治療法を施せばわりとすぐに治ります。

ただ、黒ニキビは白ニキビより目立つので、手でつぶしてしまったり、洗顔などでゴシゴシと洗い落とそう(削り落とそう)とする方が多いようです。
初期状態のニキビとはいえ、皮膚に余分な負担を与えると悪化してしまいますので、軽い洗顔で対処する、あまりにも数が多いようであれば、医療機関に相談するようにしてください。

赤ニキビ

赤ニキビ

黒ニキビが進行して悪化すると「赤ニキビ」になってしまいます。
ニキビの周りが赤く腫れた状態で、場合によっては痛みも出てきます。

この段階になると、毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が増殖し、炎症を起こしています。
そして、そのまま放置するとニキビ痕が残る原因にもなるのです。

この赤ニキビからは治療に注意が必要です!

黄ニキビ

黄ニキビ

赤ニキビがさらにひどくなると、痛くて黄色い膿を伴った「黄ニキビ」と呼ばれるニキビになります。
このニキビは痛みをしっかり感じるため、潰したくなるニキビの代表格ですね。

ただ、この段階になると、アクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌までもニキビに入り込んで増殖しています。
そして、皮膚の「真皮」と呼ばれる層にまでダメージが及んでいるため、慎重に対処しないと、たとえニキビの進行が治ったとしても、肌が凸凹のクレーター状になってしまうリスクがあります。

よって、この黄ニキビがあまりによく発生するのであれば、医療機関に相談した方がよいでしょう。

紫ニキビ

黄ニキビを放置し、それがひどくなった場合、「紫ニキビ」と呼ばれる最終形態になります。
ドラゴンボールのフリーザの最終形態にも「紫」の色が使われていましたよね。
(あ、フリーザは最初から紫でしたが・・・)

この段階になると、毛穴の中で膿だけでなく「血」がたまっているため、赤黒く見えます。
また、黄ニキビほど痛みはなくなっているのですが、実はもっともニキビ痕が残りやすい状態のため、この段階のニキビに関してはもっとも慎重に対処する必要があります。

そして、この段階のニキビを触ると「しこり」のようなものができていることが確認できます。
そのしこりが残ってしまうと、肌がボコボコした状態になってしまうため、できる限り、医療機関に相談した方がよいでしょう。

ニキビの種類について説明してきましたが、赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビは特に注意が必要です。
これらは、ニキビ痕になってしまう可能性が高いからです。

というわけで、続いてはニキビ痕についてお話します。
ご自分のニキビ痕はどのタイプなのかを見極めてくださいね。

ニキビ痕を防ぐには早期治療が肝心

ニキビそのものはもちろんイヤなものですが、ニキビが治ってもずっと顔に残る“ニキビ痕”もイヤですよね。
ニキビ痕には症状が軽い順に、次のような種類が挙げられます。


  1. 赤みが残るタイプ
  2. 茶色の色素沈着タイプ
  3. 凸凹の月面クレータータイプ

これらのニキビ痕はなぜできてしまうのでしょうか。

それは、毛穴での炎症と関係しています。
先ほど、お話した通り、赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビでは毛穴での炎症が起こります。

実は、炎症が起こっている毛穴では、私たちの免疫システムと細菌が戦いを繰り広げているんです。
そして、この戦いはとても激しいため、毛穴の中の健康な部分もダメージを受けてしまいます。
このダメージ具合によって、ニキビ痕の程度が決まってくるんです。

細菌の戦い

では、ダメージ具合が少ない順に説明していきますね。


1.赤みが残るタイプ
毛穴の毛細血管にダメージが及ぶことで、血液が皮膚に漏れ出て肌に赤みが残ってしまうニキビ痕です。
ニキビ痕の中では最も軽症なので、早めに対処すれば薄くなる可能性が高いです。
ただ、このニキビ痕を放置しておくと、次に説明する茶色の色素沈着タイプへと変化していき、消えにくくなります。
早めに皮膚科を訪れることをオススメします。
2.茶色の色素沈着タイプ
ニキビの炎症が刺激となって、しみの元である「メラニン」が大量に生まれ、皮膚が茶色っぽくなります。
皮膚が健康な状態のときは、徐々に新しい皮膚に生まれ変わって薄く消えていきますが、ダメージが強く皮膚の奥の真皮にもダメージがあると、新しい皮膚が作られません。
そのため、茶色のシミがなかなか消えません。
この色素沈着を薄くするためには、皮膚科での治療が必要です。
3.凸凹の月面クレータータイプ
ニキビの悪化によって、肌が凸凹(デコボコ)になってしまうニキビ痕です。
ニキビが、黄ニキビや紫ニキビのような膿をもった状態まで悪化してしまうと、毛穴まわりの健康な組織や肌の奥にある真皮もダメージを受けます。
真皮は皮膚を作る大切な部分なので、私たちの身体は真皮のダメージを早く修復しようとして、大量のコラーゲンを作ります。
コラーゲンと聞くと、お肌がプリプリになるいいイメージがありますが、この場合は緊急事態としてコラーゲンが一気に大量に作られます。
そのため、コラーゲンが肌に均一に働かず、炎症を起こした毛穴にボコッとついてしまいます。
そして、このコラーゲンがニキビが治った後も皮膚の奥に残ってしまうため、肌が凸凹になってしまいます。
このタイプのニキビ痕は、完全に治すのが非常に難しいです。

クレータータイプのニキビ痕ができた場合の治療の選択肢は、ピーリングやレーザー、ホルモン治療などがあります。
しかし、肌が弱い場合はニキビ痕を悪化させてしまうこともあるので、信頼できる医師にしっかりと相談しましょう。

皮膚科の女性

では次に、病院でのニキビ治療について説明しますね。

ニキビになったら医師に相談する時代です。
医療機関での対処法

この記事の冒頭で、“今はニキビの特効薬がある!”とお伝えしました。

実はニキビの特効薬が病院などでもらえるようになったのは最近のことで、2008年に「ディフェリンゲル(一般名:アダパレン)」というお薬が日本で認可されたのがきっかけです。
現在、ディフェリンゲル(一般名:アダパレン)はニキビの特効薬を医療機関で“保険診療”で処方してもらえるようになっています。

ニキビの最新の治療法に関しては、日本皮膚科学会のサイトで紹介されていますので、引用しておきますね。

日本皮膚科学会が策定したにきび治療のガイドラインでは、アダパレンという毛穴の詰まりに効果があり、にきびをできにくくする薬と、アクネ菌や炎症に有効な抗生物質の飲み薬と塗り薬を強く推奨しています。

赤いぶつぶつしたにきびや膿を持ったにきびがあれば、アダパレンと抗生物質の飲み薬と塗り薬を組み合わせて使い、赤いにきびがよくなった後はアダパレンでの再発予防(維持療法)をする方法が、標準的な治療法です。

また、毛穴にたまっている皮脂を針で穴をあけて押し出す面皰圧出という処置も行っています。

そのほかの治療としては、ケミカルピーリングや漢方などがあります。

引用元:皮膚科での治療法は?(日本皮膚科学会)

ただ、ディフェリンゲル(アダパレン)に関しては、副作用の例も報告されています。

ディフェリンゲル(アダパレン)を使い始めると、全体の80%の患者さんに赤みや乾燥、皮膚のピリピリした刺激などが認められるというものです。

医師によっては、この症状はニキビが改善していく中で発症するもののため、副作用ではなく「随伴症状(ずいはん症状)」と仰る方も多くおられますが、ディフェリンゲル(アダパレン)を使い続けていておかしな異変が出てきたときには、医師に相談した方がよいでしょう。

何かあってからでは遅いですから、万全を期して!ということで。

また、2015年4月からは新薬である「ベピオゲル」というお薬も保険適用になっています。
この薬に関しては、以下の記事でわかりやすく解説されていますので、ぜひチェックしてみてください。

日本のニキビ治療はどんどん進んできていますね。

医師の診察


いかがでしたか?

・・・ちなみに、何度も言うようですが、ニキビは自分でつぶしてはいけません!

ニキビをつぶそうとしている

にきびの元は毛穴に皮脂が溜まっている状態です。
あなたが「膿」を押し出しても、皮脂が残っているのであれば、炎症は治まらないんです。

自然治癒を期待するか、優しい洗顔によってニキビを消し去るか、もしくは、医療機関に相談するという方法もあります。
今はニキビもお医者さんに相談する時代です。

ニキビは自分でつぶさないようにしましょう・・・!

今回の記事は以下の書籍の内容も参考にさせていただきました。
ニキビケアについて分かりやすく書かれていますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

師長!
ニキビ占いって知っていますか?

ニキビ占い?

はい!
ニキビができる場所によって、自分の運勢などを占うことができるんです。

へええ、そんなのがあるのね。

たとえば、おでこにできたニキビは「思いニキビ」っていって、誰かに片思いをしているときにできるそうです。
あと、左右の眉の間にできたニキビは「失恋ニキビ」っていって、自分がフラれる、もしくは別れるなど、自分の恋が終わる前にできるそうなんです。

じゃあ、アゴにできたニキビは?

それは「思われニキビ」です!
誰かから想いを寄せられているときにできるんですよ。

へ~!面白いわね!

じゃあ・・・これは・・・?
お・し・りにできたニキビ。

・・・それはオデキです。

ショッキング・ヨシミ

この記事の監修にご協力いただきました!

安田洋先生

安田洋先生

目黒通りハートクリニック院長
医学博士
循環器専門医
東京内科医会理事
公益社団法人モバイル・ホスピタル・インターナショナル理事

平成25年、目黒区鷹番に目黒通りハートクリニックを開院。
生活習慣病・心臓病のスペシャリストであるが、AGA/ED治療やピル外来・プラセンタ注射などあらゆる悩みに対応できるクリニック院長として活躍中。
とくに被曝が全くないエコー超音波検査による診断・治療がクリニックの特長。

先生からのメッセージ

病気の情報がネット上にあふれていて便利な時代ですが、怪しい情報もいっぱいあります。
できるだけ正確にわかりやすい情報を提供したいと思います。

※このサイトで紹介している各種ノウハウの効果には、個人差があります。
あくまでみなさんの判断と責任のもとで参考にしてください。
体調が悪いときや身体に異変を感じているときには、自己判断せず、必ず医療機関を受診してくださいね。

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