あなたのまわりに、よくイライラしている女性はいませんか? もしかしたら、その女性は「PMS(月経前症候群)」という女性特有の症状に悩まされているかもしれません。 PMSとは、女性が生理になる3日~10日前頃におきる不快な症状のこと。 実は、女性の約85%はPMSに悩まされているんです! 今回はそんなPMSの症状や対策について取り上げます!

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男性にも知ってほしい!つらいPMS(月経前症候群)の症状と対策まとめ

このコンテンツは、架空のキャラクターである山下リコと伊集院ヨシミが、現役の医師と看護師監修のもと、私たちの健康に関する話をできるだけわかりやすい言葉を使って解説するブログです。


こんにちは!ユリカモメ病院の新人ナース、山下リコです。

突然ですが、あなたのまわりに、よくイライラしている女性はいませんか?
もし、あなたが男性なら、彼女や奥さん、職場の同僚の女性がイライラしていて困ってしまった経験はありませんか?

その女性がイライラしているのは、「PMS(月経前症候群)」という女性特有の症状が原因かもしれません。

PMSとは女性が生理になる3日~10日前頃におきる不快な症状のことです。
PMSになった女性は、イライラしやすくなったり、意味もなく泣きたくなったり、周りの人に攻撃的になったりします。
また、肌荒れやむくみがおきたり、頭痛を感じたりと、いろいろな不調が同時に起こるんです!

PMSでイライラしている女性

実は、女性のおよそ80%にPMSは起こるといわれています・・・!

※ユニ・チャーム調べ
これまで、PMSが発症する原因は、はっきりと解明されていませんでした。
ただ、最近の研究では、女性ホルモンのバランスが崩れることでPMSが発症するのかも、という意見が出てきています。

先ほどもお話したとおり、PMSになった女性は精神的に不安定な状態になります。
ちょっとしたことでイライラしたり、仕事の人間関係にイライラしたり、録画していた連ドラが上書きされただけでイライラしたり・・・(ってこれは誰でも怒りますよね)。
そんな女性の心理は、PMSを体感することがない男性には理解にしくいものです。

でも、女性の方もPMSが終わると、後になって悔やむことが多いんです。
「彼氏にキツイ態度をとってしまった・・・」「職場の後輩に当たってしまった・・・」と自己嫌悪することもしばしば。

ケンカをするつもりじゃなかったのに、仲が悪くなってしまうなんて悲しいですよね・・・。
そんなすれ違いをなくすためにも、私は、男性も女性もPMSについてしっかり理解しておくことが大事だと考えました!

そこで今回は、PMS(月経前症候群)の原因や対処法について取り上げます。

今回の記事を読んで、女性の方は自分のイライラを客観的に分析するチカラを、そして男性の方は、生理前の女性への配慮のコツを学んでくださいね。

というわけで、さっそくまいりましょう!

腰痛、肌荒れ、イライラはPMSの症状

PMS(月経前症候群)の症状について

「PMS(月経前症候群)」とは、女性に特有の症状で、生理前に身体や心にさまざまな不快症状全般がおきる状態をいいます。

先ほどもお話したとおり、女性のおよそ80%はこのPMSを経験しているといわれています。

この記事をお読みの女性の方は、生理前、イライラしたり落ちこむなどの心の変化や、腰痛やむくみなどの身体の変化を感じたことは、ありませんか?
また、男性の方も、周りの女性がささいなことでイライラしている光景を見たことがありませんか?

それらは、PMSの症状である可能性が高いんです。

このPMSは、症状があらわれる時期が決まっています。
それは、生理の3日前から10日くらい前までの間の約1週間ほどの期間
生理は基本的に毎月きますから、ほとんどの女性が1ヶ月のうち約1週間は、PMSに悩まされているということになります。

では、PMSになると具体的にどんな症状が出るのでしょうか?

PMSの症状は、大きく分けると3つあります。
心に影響が出る症状と、身体に影響が出る症状、そして、行動に影響が出る症状です。


1、心に影響が出る症状

  • イライラする
  • 憂鬱な気持ちになる
  • わけもなく泣きたくなる
  • 孤独感を感じる、など

2、身体に影響が出る症状

  • 肌荒れが起こる
  • 腰痛がある
  • むくみやすくなる
  • 胸が張る
  • 体重が増える、など

3、行動に影響が出る症状

  • 攻撃的になる
  • 怒りっぽくなる
  • 甘いものが食べたくなる
  • 眠気が強くなる
  • 集中力が低下する、など

男性から見て一番分かりやすいのは、行動に影響が出る症状だと思います。
実際、身近な女性パートナーのPMSに悩んでいる男性は多く、ネット上の掲示板やQ&Aサイトなどでは、悩んでいる男性の声を垣間見ることができます。

妻のPMS(月経前症候群)に悩んでいます。
私は新婚二ヶ月目です。

先日、帰宅後に妻が作ってくれた夕食を食べ、普段通りに会話をし、その時点では何も違和感はありませんでした。

しかし、私が食べ終わると、リビングの扉をバーンと大きい音がなるぐらい強く閉めて無言で立ち去ってしまいました。

私は突然何があったのかとびっくりし、後を追いかけて理由を聞いたのですが、『理由なんてない、ただ生理前でイライラしてただけ』と言われました。

私も女性特有の問題であることは察しがついたので、その場は理由を突き詰めたりしてごめんねと私から謝って、妻は無言で眠りにつきました。

妻が寝た後、自分で調べてPMSという生理前の症状があることを知りましたが、正直、どう接してあげるのが正解かわかりませんでした。

引用元:妻のPMS(月経前症候群)に悩んでいます。(Yahoo!知恵袋)

PMSのときはケンカがおきやすい

大切な人たちとの人間関係を守るためにも、PMSが起こる原因について学んでいきましょう!

PMSが起こる理由は、女性ホルモンの分泌量が変化するから

冒頭でPMSの原因ははっきりと解明されていないとお話ししました。
ただ、最近では、PMSが起こるときは「エストロゲン」「プロゲステロン」というふたつの女性ホルモンのバランスが崩れている、という意見が有力です。

このふたつのホルモンについて解説すると、ひとつ目のホルモン「エストロゲン」は、排卵の準備をおこなう役割をもっているホルモン。
そして、ふたつ目のホルモン「プロゲステロン」は、妊娠を助ける役割があるホルモンです。

それぞれの役割を詳しくまとめてみました。


●エストロゲンの役割

  • 乳房を発達させ、女性らしい身体をつくる
  • 子宮内膜を厚くする
    ※ちなみに「子宮内膜」とは子宮の内側を覆う膜のことで、受精卵が着床する場所です。
    子宮内膜が厚くなることで、身体が妊娠の準備に入ります。
  • 自律神経のバランスを整える

●プロゲステロンの役割

  • 子宮内膜の厚さを維持して、妊娠しやすい状態にする
  • 体内の水分量を保持する
  • 栄養を蓄えられるように食欲をふやす

このように、エストロゲンとプロゲステロンは、女性にとってすごく重要な役割を果たしているホルモンなんですね!

このふたつの働きもののホルモンは、生理が始まる10日前から3日前の時期に分泌量が変わります。
その分泌量の変化がPMSの症状につながっているのでは?といわれているんです。

というのも、このふたつのホルモンのバランスが崩れると、身体にいろいろな変化が起きるからです。

では、どんな変化が起こるのでしょうか?

女性ホルモンのバランスが崩れることで起こる身体の変化

女性ホルモンのバランスが崩れると、以下のような身体の変化が起こります。


  1. 身体が水分をためこみ、むくみやすくなる
  2. 幸せを感じる脳内物質「セロトニン」が少なくなる
    ※セロトニンとは、人間の精神面に大きな影響を与える「神経伝達物質」のことです。
    セロトニンが不足すると、精神のバランスが崩れやすくなり、うつ病にかかりやすくなるといわれています。
  3. 血糖値を下げる「インシュリン」の効果が弱くなる

それぞれの変化について掘り下げて説明してみますね。

1、身体が水分をためこみ、むくみやすくなる

なぜ、女性ホルモンが崩れると、身体が水分をためこんで、むくみやすくなるのでしょう?

それは、女性ホルモンのプレゲステロンが、妊娠のために身体を整えようとして、普段よりも体内の水分量を増やそうとするからです。

水分が増えると、身体はむくみます。
そして、その際、体のどこに水分量が増えるかによって、“むくみ以外の症状”も出てくるんです。

たとえば、足の水分が多くなれば足がむくみますが、頭の水分が多くなった場合には“むくみ”ではなく、頭痛が起こるんです。

PMSの影響で足がむくむ

2、幸せを感じる脳内物質「セロトニン」が少なくなる

女性ホルモンのバランスが崩れると、「セロトニン」が減ってしまいます。

セロトニンは人間の精神面に大きな影響を与える「神経伝達物質」のことです。
セロトニンが増えると、人は幸せな気持ちになるといわれています。

しかし、その一方、セロトニンが減少すると、不安になったり、憂鬱な気分になるなど、精神的に不安定な状態になってしまうんです。

セロトニンとは、人間の精神面に大きな影響与える「神経伝達物質」のことですが、これが不足すると、精神のバランスが崩れやすくなり、うつ病にかかりやすくなるといわれています。

引用元:薬剤師マキの調剤なる日々

そして、このセロトニンはホルモンのバランスが崩れると減ってしまいます。
このセロトニンの減少が、PMSの症状である“相手に対して攻撃的になる”、“イライラする”といった状態を引き起こすんですね。

PMSで落ち込んでいる女性

3、血糖値を下げる「インシュリン」の効果が弱くなる

そして3つ目の変化は、「インシュリン」というホルモンの働きが弱くなることです。
インシュリンは血糖値を下げる働きをするホルモンで、私たちが食事をした際に上がる血糖値を下げてくれます。

しかし、このインシュリンの働きが弱くなると、血糖値を下げるためにいつもより大量のインシュリンが必要になります。
そうなると、身体が一気に大量のインシュリンを使おうとして、今度は血糖値が逆に下がりすぎてしまうんです・・・!
その状態を「低血糖」の状態といいます。

血糖値を上げようと頑張った結果、血糖値が下がるという、なんだかドタバタコメディみたいな展開ですが、身体が低血糖の状態になると、集中力が低下したり、眠気を感じるようになります。
また、身体が“早く血糖値を上げなくては!”という意識になり、急に甘いものが食べたくなったりするんです。

甘いものの食べ過ぎは乙女の天敵、油断すると太っちゃいます・・・!

・・・というわけで、インシュリンの働きが悪くなると、身体の中が大混乱してしまうわけです。

PMSで甘いものが食べたくなる

PMSの症状には個人差があります!
PMSが悪化する3つの原因

冒頭で、PMSを経験している女性が約85%もいるとお話しましたが、実は、その症状の重さには個人差があります。
たとえば、足のむくみと頭痛が同時に出たり、イライラが人一倍ひどかったり、といった違いです。

なぜ、人によって症状に個人差があるのでしょうか?
そこには、症状を悪化させる3つの原因がありました。

その原因とは下記の3つです。


  1. ストレス
  2. お酒やタバコなどの嗜好品(しこうひん)
  3. 潜在性鉄欠乏性貧血

【PMS悪化の原因 その1】
ストレス

先ほどもお話したように、PMSになると、幸せを感じる脳内物質である「セロトニン」が減少します。
精神的に不安定な状態のときに、仕事や人間関係などのストレスが加わると、過度にイライラしたり、落ちこみやすくなってしまいます。

ストレスをかかえる女性

【PMS悪化の原因 その2】
お酒やタバコなどの嗜好品(しこうひん)

お酒を飲むと、体内のアルコールを分解するために、血液中の「ブドウ糖」が消費されます。
そのため、お酒を飲んだ後は、低血糖の状態になります。

先ほどお話したように、PMSの時期はそもそも低血糖になりやすいので、飲酒をすることによって、低血糖にさらに拍車をかけてしまうことになります。

バーカウンターでお酒を飲む女性

また、タバコを吸うのもよくありません。
タバコは血流を悪くし、身体を冷えやすくするためです。

体が冷えると、心身ともにリラックスできなくなってしまうため、PMSの症状がひどくなりやすいんです。

【PMS悪化の原因 その3】
潜在性鉄欠乏性貧血

実は、PMSの症状が重くて病院にくる患者さんは、「潜在性鉄欠乏性貧血」であることが多いそうです。

潜在性鉄欠乏性貧血とは、“ふらつき”や“疲れやすさ”などの貧血症状があらわれる病気です。
その原因は鉄分の不足なのですが、貧血の指標となるヘモグロビンの検査データにはあらわれないため、貧血とわかりにくいことが特徴です。

女性は定期的に生理になるため、出血による鉄分不足が発生します。
その結果、この潜在性鉄欠乏性貧血になりやすいというわけです。

実は、これまでPMSの症状として説明してきた、“イライラ”、“憂鬱な気持ち“、“頭痛”“、“眠気”などは、潜在性鉄欠乏性貧血と共通する症状。
そのため、潜在性鉄欠乏性貧血になっている人は、PMSで起こる症状が上乗せされ、人一倍辛く感じるんです。

貧血の女性

だから、「PMSの症状が重いかも・・・」と感じている人は婦人科だけでなく、内科でも相談してみることをオススメします。

PMSに一番悩まされているのは、30代の出産経験がある人だった!

PMSの症状は、女性の年齢などによっても変わってきます。
20代のときは身体に対する影響が出やすく、30代では心や行動に影響が出やすい傾向があるそうです。
(これはなぜなのかは、はっきりとわかっていません)

そして、出産経験がある人は、心に対する影響が強く出るそうです。

子供と遊ぶお母さん

そういったことを総合的に考えると、PMSが重くなりやすいのは、30代の出産経験がある女性だといえるでしょう。

あなたの周りに、30代で出産経験がある女性がいたら、生理前の時期は気遣ってあげてくださいね。

ここまで、PMSの症状や、発症する原因についてお話してきました。

次からはいよいよ、PMSを改善するための対策について紹介します!

PMSの症状は和らげることができる!
女性も男性も知っておきたいPMS改善策

PMSは女性の生理現象でもあるので、完全になくすことはむずかしいです。
しかし、対策次第で、症状を和らげることはできるんです!

その方法とは、以下の5つです。


  1. 自分のPMSの時期を把握しておき、自分がPMSの状態であることを自覚する
  2. 整体やマッサージなどで、心身ともにリラックスする
  3. 鉄分をしっかりと補う
  4. アロマを取り入れてみる
  5. 漢方を取り入れてみる

それぞれの方法について、掘り下げて解説していきますね。

【PMS対策 その1】
1、自分のPMSの時期を把握しておき、自分がPMSの状態であることを自覚する

自分のPMSの時期をあらかじめ知っておけば、原因不明のイライラに焦る必要がなくなります。
もし、イライラが起きても、「ああ、これはPMSだから」と自分に言い聞かせることで、少し気持ちを落ち着かせることができるはずです。

PMSの時期は、生理周期と連動しているので、生理の予定日がわかれば、その予定日から3~10日前がPMSの時期だと予測できます。
時期が分かれば、その期間は予定を詰め込みすぎないようにするなど、身体に負担をかけないよう、対策できますよね。

男性の方も、自分のパートナーの生理予定日を知っておくといいかもしれません。

スマホで生理周期を確認する女性

【PMS対策 その2】
整体やマッサージなどで、心身ともにリラックスする

PMSになると、腰痛や肩こり、むくみを感じることが多いので、身体をほぐすために整体やマッサージを受けに行くのもオススメです。
マッサージでからだがリラックスすると、「副交感神経」が活発になるからです。

副交感神経とは、寝ているときやリラックスしているときに活発に動く神経のこと。
つまり、逆をいえば、副交感神経を活発にすることで、心身ともにリラックスすることができるというわけです。

PMSの時期は、心身ともに緊張状態になっているため、副交感神経の動きが鈍くなっています。
そのため、整体やマッサージを受けて、副交感神経を活発にしてあげることはオススメです。

整体・マッサージをうけてPMSを解消

【PMS対策 その3】
鉄分をしっかりと補う

先ほどもお話したように、鉄分が不足することでPMSの症状が悪化する場合があります。
そのため、日頃から鉄分を意識した食事をとるようにしましょう。

以前、貧血の記事で、鉄分を日頃からとることが大切だと書きましたが、鉄分の中でもとくに「ヘム鉄」と呼ばれる鉄分をとるように心がけましょう。

ヘム鉄は鉄分の中でも体内へ吸収されやすい鉄分で、マグロやカツオ、レバーなどの魚と肉に多く含まれています。


ヘム鉄を含む食材の例

●肉類

レバー、牛モモ肉、豚モモ肉、など

●魚介類

カツオ、マグロ、サンマ、カキ、アサリ、ひじき、煮干し、など


鉄分を摂取する方法としては、病院で処方してもらえる「鉄剤」というお薬を服用する方法もあります。
このお薬が気になる人は、婦人科や内科の医師などに相談してみてくださいね。

【PMS対策 その4】
アロマを取り入れてみる

アロマテラピーも、PMSを和らげるための対策としてオススメです。

アロマテラピーは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使用したリラックス法。
エッシェンシャルオイルに含まれている植物の優しい香りが嗅覚を刺激するだけなく、その刺激が脳を通して身体全体に行き渡り、身体全体に対してリラックス効果を発揮してくれるんです。

アロマテラピーでPMSに対処する

アロマテラピーを試される際は、あなたのPMSの症状にあわせて、エッセンシャルオイルを選んでみてください。


●イライラして怒りっぽかったり、脱力感がある場合

クラリセージ、ゼラニウム、ローズ、サンダルウッド

●むくみ、腰痛などが起きている場合

サイプレス、ジュニパーベリーグレープフルーツ

●肩こり、頭痛などが起きている場合

ローズマリー、ラベンダー、ジュニパーペリー


また、エッセンシャルオイルを使う際は、以下のような方法を試してみてくださいね。
アロマバスは道具などを必要なく手軽に始められますのでオススメです!


1、アロマバス

お風呂に精油を加える。

2、吸引する

お湯をはったアロマポットやアロマディフューザーに精油を数滴たらす。

3、マッサージ時のオイルとして使う

マッサージオイルに精油を加える。


【PMS対策 その5】
漢方を取り入れてみる

漢方は、5、6世紀に中国から日本に伝わってきた医学がもとになった医療です。
漢方では、自然に存在する植物などを使って「生薬」と呼ばれる薬をつくり、その薬を使って医療をおこないます。

漢方のいいところは、一種類の漢方で複数の症状に効用があるものが多いことです。
だから、色々な症状が出るPMSには、効果が出やすいといわれています。

漢方でPMSに対処

PMSにとくに効果的な漢方は、以下の7種類です


  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 抑肝散(よくかんさん)
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 五苓散(ごれいさん)など

漢方は飲む人の体質にあわせて処方されますので、興味がある方は漢方薬局や専門店などで相談してみてくださいね。

ちなみに、2000年以上も前に書かれた漢方の古典の中には、PMSと思われる症状についての記述があるそうです・・・!。

興味深いことに、漢方の古典「傷寒論(しょうかんろん)」のなかにも、月経前症候群という名前こそ出てきませんが、「ふつうの状態ではない状況が、月経が始まるともとに戻る」というふうに書かれていて、漢方処方が記されています。
このことからも、大昔からPMS(月経前症候群)が存在していて、多くの女性を悩ませてきたことが推測できます。

引用元:漢方のポータルサイト kampo view|悩み別漢方 PMS

大昔の女性たちも、今でいうPMSに悩まされてきたんですね・・・!

PMSと間違えやすい「PMDD(月経前不快気分障害)」と生理痛の症状

PMSは、生理前に起こる不快な症状全般を指すため、ほかの病気と症状が似ていることが多くあります。
そのため、ほかの病気と間違われやすく、なかでも、「PMDD(月経前不快気分障害)」は間違われることが多い病気の筆頭です。

PMDD(月経前不快気分障害)は、PMSに比べて、心に強い影響が出る症状

「PMDD(月経前不快気分障害)」とは、生理のある女性の約5%にあらわれる症状です。

PMDDは基本的な症状こそPMSと似ていますが、心に関する症状はPMSより重いといわれています。

周囲に対して過度に攻撃的になってしまったり、びっくりするくらい暴力的な言葉を吐くことがあります。

もし、「最近の私、さすがにおかしいかも・・・」「うちの彼女、なんだか異常に怒りっぽいな・・・」と感じたときはPMDDを疑ってください。
そして、早めに病院で診てもらうようにしましょう。

PMDDで落ち込んでいる女性

PMSと生理痛は、症状が出るタイミングで区別できる

そして、生理痛もPMSと間違われやすい症状のひとつです。
PMSの身体的な症状である腰痛や肩こりなどは、生理のときにも感じる不快症状だからです。

生理痛とPMSを区別する方法はカンタン、不快症状を感じている時期が生理中なのか、生理前なのかを知るだけです。
女性自身は自分が生理中かどうかを判断できますが、周りの男性はなかなか判断できませんよね。

そんなときのために、男性の方は、私が以前書いた生理痛の記事にぜひ目を通しておいてください。

女性の気持ちが分かる男性って本当に素敵です♪


いかがでしたか?

もし、あなたが男性で、あなたの周りに毎月何かとイライラしている女性がいたら、その人はPMSかもしれません。

PMSは女性にとっての天敵。
「女性の多くは毎月PMSと闘っている!」ということを知っていただき、優しく接していただけるとうれしいです。

今回の記事が、PMSで苦しむ女性だけでなく、女性を支えているパートナーにも読んでもらえるとうれしいです!

今回、PMSのことを調べていて、あらためて、女性って毎日頑張っているんだなって感じました。

そうね・・・・・・。
生理痛は男性にはないし、女性はほぼ毎月、何らかの身体の不調に悩まされることが多いわね。

でも、それは女性として生まれた宿命として割り切らないとね。
男性には男性なりの悩みがあるでしょうし。

男性には男性なりの悩み・・・・・・。

もしかして、今、中村くんのことを思い浮かべなかった?

ほわわわわわ!!!
う、浮かべてないですよ!!!

フフフ。
あらそう~?

(男性には男性なりの悩み・・・・・・。
中村くんには中村くんなりの悩み・・・・・・)


当サイトは現役の医師と看護師の監修のもと、健康に関するわかりづらい情報を、架空のキャラクターである「山下リコ」と「伊集院ヨシミ」が話者となり、わかりやすく解説するために生まれたサイトです。

本サイトに書かれている情報は、現役の医師と看護師の監修のもとで提供されていますが、サイト内で紹介している各種ノウハウの効果にはどうしても個人差があります。
そのため、皆様の判断と責任のもとで参考にしてください。

もし、体調が悪いときや身体に異変を感じているときには、当サイトの情報だけで自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしてください。


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